ももアレルギー緩和のザイザルと藤田保健衛生大学病院

食物アレルギーといえば乳幼児では牛乳や鶏卵、大人では甲殻類や蕎麦などが有名です。しかし、ももなどの果物でアレルギーを起こす人が増加傾向にあると言われています。これは花粉症の増加に関係しています。ももに含まれるタンパク質は、ハンノキやシラカバの花粉に含まれるタンパク質と構造が似ています。花粉症にかかり花粉に対する抗体を持っている人は、果物に対しても過剰に反応して、アレルギーを引き起こすと考えられます。ももアレルギーは口の中や喉が痒くなったり痛くなったりするほか、じんましんや腹痛など、普通のアレルギーと同じような症状が出ます。
花粉症の薬として用いられるザイザルは、アレルギー一般の症状を緩和する働きがあります。抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬の一種で、効き目が早い上に比較的長持ちします。通常は1日に1錠飲めばよく、じんましんやアレルギー性鼻炎のほか、アトピー性皮膚炎にも使用されます。ザイザルは副作用の少ない薬ですが、抗ヒスタミン薬は全般に眠気が出やすい点に注意が必要です。
ザイザルは対症療法としての効果しかないため、アレルギーを元から絶つには、専門の医療機関を受診する必要があります。愛知県内で設備の充実した皮膚科として、藤田保健衛生大学病院が挙げられます。藤田保健衛生大学は1964年に設立され、医学部の歴史も45年ほどで比較的新しいのですが、高度な医療を提供する特定機能病院の指定を受けており、専門医の数も多いことで知られています。また藤田保健衛生大学病院の病床数は、日本最多の1505床を誇っています。同病院の皮膚科にはアレルギー外来が設けられており、じんましんやアトピー性皮膚炎などの治療に力を入れています。