ザイザルの販売価格が知りたい

ザイザルは、アレルギー疾患用の薬の二大巨頭のひとつと言われています。
言わずと知れた、アレグラがメインの薬剤で、そのあとを追うように、ザイザルが開発されました。
アレグラが1日2回の服用であるのに対して、ザイザルは、1日1錠で済んでしまうため、長期間の服用を考えるとコスト的には、後者に軍配が上がるというのが、今の流れです。
ザイザル5mg錠剤は、グラクソ・スミスクラインの製品で、通販などで取り扱っているひと箱には、20錠入っています。
こちらの平均相場は、4,556円です。
最低価格は、現在のところ2,980円ほど、最高価格は、7,708円ほどです。
この平均価格や、最低価格、最高価格ともに、変化します。
ザイザルは、以前は服用の日数が2週間までという期限がつけられていましたが、現在は制限がなくなり、長期に服用が可能になりました。
抗ヒスタミン剤を服用することで、本人が自覚しない集中力の低下や判断力、作業の能率が下がった状態のことを、インペアード・パフォーマンスといいますが、このザイザルは、そういったインペアード・パフォーマンスのもっとも少ない、抗ヒスタミン剤のひとつです。
この薬剤は、医院にいって、診察をうけたあとに、処方箋がでれば、ザイザルは1回1日錠で、1日の薬価が121.9円です。
「薬価」とは、病院の薬の公定価格のことです。
国(厚労省)が価格を決めます。
ザイザルには、後発品(ジェネリック品)は、存在せず、先発品のみが販売されています。
もちろん、薬価は一定ですが、販売価格には、ムラがあることがわかっていただけたでしょうか。
やはり、長期間の服用になると、価格の差が大きくなりますので、事前に調べたいものです。

ザイザルの市販薬はあるの?

ザイザルとは 、レボセチリジン塩酸塩を有効成分とする薬で、アレルギー症状の緩和に効果を発揮します。
体内にアレルギーの原因となる物質が侵入した時、肥満細胞はヒスタミンを放出し、ヒスタミンは受容体と結合しアレルギー症状を引き起こします。
花粉症でくしゃみや鼻水が出るのは、異物を排除しようとする免疫機能が働いているためです。
ザイザルの作用は、このアレルギーを生じさせるヒスタミンが受容体と結合するのをブロックし、その働きを抑える事でアレルギー症状を軽減させます。
花粉症などによるアレルギー性鼻炎をはじめ、蕁麻疹や湿疹、皮膚の痒みなど様々な症状に効果があります。
錠剤のほかにシロップも販売されており、錠剤をのみ込むのが難しい人や幼児でも服用する事が可能です。
ザイザルは第2世代の抗ヒスタミン薬に分類され、第1世代の抗ヒスタミン薬に多かった副作用がほとんど見られない利点があります。
脂溶性が低く脳に入っていきにくいため、抗アレルギー薬によく見られる眠気の副作用も軽めです。
さらに比較的速く効き目が現れ、服用後に短い時間で効果を感じる事ができます。
持続時間も長いほうなので、錠剤の場合は一日一錠飲むだけで効果が一日中続きます。
このように花粉症への効果が高く、眠気の副作用が少なめのザイザルですが、日本では2010年に認可された比較的新しい薬なので市販薬はまだ発売されていません。
将来的に市販薬として発売される可能性はありますが、まだ時間がかかるだろうと考えられます。
ザイザルはもともと他の抗アレルギー薬を改良して開発された薬で、前身となった薬はすでに市販薬化されていて、薬局やドラッグストアで購入することが可能です。
ザイザルよりも眠気の副作用が強いものの、アレルギー症状に対しては高い効果が確認されています。

ザイザルの作用機序

アレルギー症状は、アレルゲンが血液中のタンパク質の1種である免疫グロブリンEと結合すると体内に蓄積されていたヒスタミンやロイコトリエンなどの炎症性物質が過剰放出され、体の局所でヒスタミンが共役型受容体と結合をしてアレルギー症状が引き起こされます。
ヒスタミンは、ヒスチジン脱炭酸酵素を有するモルガン菌や好塩性菌等により産生されたヒスタミンを蓄積した食物の摂取により体内に取り込まれる場合と体内の肥満細胞や好塩基球などで必須アミノ酸であるヒスチジンからヒスチジン脱炭酸酵素により産生される場合があります。
ヒスタミンが、結合するGタンパク質共役型受容体には血管平滑筋や血管内皮細胞、中枢神経などで炎症やアレルギー反応に関与するH1型、消化器官で胃酸分泌に関与するH2型、中枢神経系で神経伝達物質の分泌に含有するH3型、ヒスタミンH1拮抗薬で対応出来ない症状の治療の糸口として注目されるH4型の4種があります。
ザイザルは、Gタンパク質共役型受容体のH1型受容体とヒスタミンとの結合を阻害する事でロイコトリエンやトロンボキサンA2、プロスタグランジンなどのケミカルメディエーターなどの放出を抑制し、アレルギー症状を緩和します。
ザイザルの主成分であるレボセチリジンは、セチリジンのR-エナンチオマーであり、H1受容体やアセチルコリン受容体、アドレナリン受容体、セロトニン受容体などへの結合親和性が高い為にセチリジンに比べ受容体とヒスタミンの結合阻害効果が30倍、受容体との結合持続時間が長い、抗コリン作用などに基づく副作用が少ないが、傾眠や頭痛、疲労などの副作用症状も発現するケースがあります。
ザイザルのレボセチリジンは、代謝酵素の強さや量によって効能に大きな個人差が出易い医薬品でもあります。